猫にとってのペット医療保険(たくす)おすすめのポイント

ペット保険をおすすめする理由
猫の傷病リスクに合わせた保険料
慢性疾患でも安心の補償
猫エイズ・FIPでも加入できる

 

ペット保険をおすすめする理由

猫は病気しない!だからペット保険は不要! というイメージをお持ちの方も多いハズです。

犬と比べた場合の年間の治療費は確かに若干少ないです。犬は0歳~10歳までの間の年間治療費の平均は約5万円~約17万円(年齢によって違う)に対して、猫の場合は、約4万円~約10万円です。でも犬と比べて少ないとはいえ、平均ですので、それより多く治療費がかかる猫ちゃんもいますし、それより少なくて済む猫ちゃんもいるでしょう。猫のペット保険の保険料は犬の保険料に比べて、少なくて済むように設定されています。
ですから、猫にもペット保険は必要!ただし、保険料の負担は犬より少なくて済む。ということになります。

猫の場合は、寿命が長いケースも最近は増えています。長生きを支えるためには健康管理が大切です。ペット保険に加入することで傷病の支えになります。

 

猫の傷病リスクに合わせた保険料

 

慢性疾患でも安心の補償

猫は人間と同じように、加齢とともに様々な慢性疾患を抱えることが多くなります。一度発症すると完治が難しく、生涯にわたる管理が必要となる病気がほとんどです。

代表的な病気としては、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、糖尿病、心筋症、下部尿路疾患、慢性歯周病・口内炎などがあります。

このような病気に罹った場合には、継続的な治療が必要ですが、当社のペット保険は、慢性疾患のケアにぴったりの保険です。

1.保険金を受け取っても、保険料が上がることがない

2.更新時に補償内容が変更になることがない(特定傷病を更新時に不担保にすることがない)

3.同一傷病の契約の支払限度日数はない

4.12歳以降保険料が変わらないため、安心して継続できる

上記は当たり前のように見えますが、保険会社によって、取扱が異なる重要なポイントです。ペット保険をご検討の際はパンフレット・重要事項説明書・約款をよく確認することが重要です。

 

猫エイズ・FIPでも加入できる

「他の保険会社で、猫エイズ、FIPは加入できないといわれた」等と諦めていませんか?

たくす(ペット医療保険)ではペットの健康状態の審査をきめ細かく行っております。
猫エイズやFIPを補償することはできませんが(不担保)、その他の傷病であれば補償できるよう特定傷病除外特約を付加してご加入できるよう対応しています。
※特定傷病除外特約:特定の傷病(部位)において、ペットの健康状態が当社標準に達していない場合、その傷病(部位)を不担保にして契約締結をします。ご契約締結には特定の傷病(部位)の不担保についての承諾を頂く必要があります。

 

病気の名前 申込時の告知方法
猫エイズ 猫エイズのキャリアがある場合(あるいは猫エイズの疑いがある場合)、告知欄にご記入が必要です。告知2欄を「はい」にして、猫エイズ欄にチェックを入れてください。

特定傷病除外特約により、猫エイズに起因する傷病を不担保にする特別条件付契約となります。別途、飼い主様に特別条件の承諾書を送付します。この特別条件承諾書にご承諾頂いた場合、ご契約をお引受けいたします。

FIP FIPは寛解3か月超の場合、告知欄に記入が必要です。告知1欄を「はい」とした上で、告知3または告知4にFIPの発症と寛解時期を記載してください。

特定傷病除外特約により、FIPに起因する傷病を不担保にする特別条件付契約となります。別途、飼い主様に特別条件の承諾書を送付します。この特別条件承諾書にご承諾頂いた場合、ご契約をお引受けいたします。寛解していない場合、寛解後3か月未満の場合はお引受けできません。

 

重要事項説明書 約   款

 

加入例

 

 

 

保険金請求数の多い傷病

当社に保険金請求を頂いた傷病を請求数の多い順に記載しています。
猫は体調不良や痛みを隠す習性があるため、飼い主が異変に気づいた時には病気がかなり進行しているケースが多いです。食欲不振、活動性の低下、嘔吐、下痢、排泄の変化、隠れるなどのサインに注意が必要。特に加齢による腎臓病や歯周病、ストレス性疾患(特発性膀胱炎など)が多く見られます。早期発見・早期治療が非常に重要なので、日頃のきめ細やかな観察と、定期的な健康診断が欠かせません。
 

1位 皮膚疾患 6位 消化器疾患
2位 下痢・血便 7位 誤飲/誤食
3位 泌尿器疾患 8位 眼科疾患
4位 猫かぜ 9位 歯科疾患
5位 耳の疾患 10位 FIP

※つばき少額短期保険株式会社の2024年4月1日~2025年3月31日までの保険金請求の傷病分類より抽出

治療事例

主な傷病

皮膚疾患

猫の皮膚疾患には、アレルギー性皮膚炎、寄生虫感染(ノミ、ダニ)、真菌症(猫癬)、脂漏症、感染症(細菌やウイルス)などがあります。症状はかゆみ、脱毛、赤み、フケ、かさぶた、皮膚の発赤や腫れです。寄生虫やアレルギーが原因の場合、早期治療と環境改善が重要です。真菌症は伝染性で、抗真菌薬の投与が必要です。

 

下痢・血便

猫の下痢や血便は、感染症、ストレス、食事不良、寄生虫、炎症性腸疾患、腫瘍などが原因で起こります。症状は頻繁な排便、軟便や水様便、血液や粘液の混じった便、嘔吐や食欲不振を伴うことがあります。軽度の場合は経過観察やフードの変更で改善することもありますが、長引く場合や症状が重い場合は、感染や腫瘍の可能性もあります。

 

泌尿器疾患

猫の泌尿器疾患には、尿路結石、膀胱炎、尿道閉塞、糖尿病性疾患などがあります。尿路結石は排尿痛や血尿を引き起こし、尿道閉塞は生命に関わる緊急事態です。膀胱炎は頻尿や排尿困難、痛みを伴います。糖尿病性疾患は多尿や脱水、排尿異常を引き起こします。これらの疾患は早期診断と適切な治療が重要で、環境の改善や特定の療法フードの使用も効果的です。

 

猫かぜ

猫かぜは、主に猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染による呼吸器疾患です。くしゃみ、鼻水、目やに、咳、発熱、食欲不振などの症状が現れます。感染しやすく、免疫力低下やストレスにより症状が悪化することもあります。治療には抗生剤や抗ウイルス薬、抗炎症薬の投与、適切な栄養や環境管理が必要です。感染予防にはワクチン接種と衛生管理が効果的で、重症化や他の疾患を防ぐために早めの獣医師受診が大切です。

 

耳の疾患

猫の耳の疾患には、外耳炎、耳ダニ感染、耳垢蓄積、真菌症などがあります。外耳炎は赤み、腫れ、かゆみ、悪臭、痛みを伴い、感染やアレルギーが原因です。耳ダニは耳に寄生し、激しいかゆみや痛みを引き起こします。耳垢の過剰蓄積は臭いや不快感をもたらし、真菌症は黒いカビ状の分泌物を伴うことがあります。

 

消化器疾患

猫の消化器疾患には、胃腸炎、便秘、下痢、異物摂取、腫瘍などがあります。胃腸炎は嘔吐や下痢、食欲低下を伴い、感染やストレス、食餌の変化が原因です。便秘は排便困難やお腹の張りを引き起こし、脱水や食物繊維不足が関係します。下痢は感染症やアレルギー、寄生虫などで起こることが多いです。

 

誤飲/誤食

猫の誤飲誤食は、異物や有毒なものを食べてしまうことです。ひも状のおもちゃ、ビニール、観葉植物、人間の薬、洗剤などが主な危険物です。症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、元気消失など様々。消化管閉塞や中毒を引き起こし、命に関わることもあります。誤飲を疑ったら、絶対に自己判断せず、すぐに動物病院へ連絡し指示を仰ぎましょう。日頃から危険物を猫の届かない場所に置くなど、予防が非常に重要です。

 

眼科疾患

猫の眼科疾患は、目やに、充血、瞬き、目をこする、まぶたの腫れ、白濁、視力低下などが主な症状です。結膜炎、角膜炎、白内障、緑内障、ドライアイなどが代表的で、特に猫ヘルペスウイルス感染症が原因となることが多いです。その他、細菌感染、アレルギー、外傷、加齢なども原因となります。放置すると痛みや炎症が悪化したり、失明に繋がる恐れがあります。

 

歯科疾患

猫の歯の疾患には、歯石・歯垢の蓄積、歯周病、歯肉炎、虫歯、歯槽膿漏などがあります。歯垢や歯石の沈着は歯茎の炎症や出血、口臭を引き起こします。進行すると歯周病になり、歯がぐらつき痛みや食欲低下を招きます。虫歯は歯の穴や抜け落ちの原因となり、感染症に発展することもあります。定期的な歯磨きと歯科検診が予防に効果的です。放置すると痛みや口臭が悪化し、全身の健康にも影響を与えるため、早めのケアと治療が重要です。

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)

猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルスが変異して引き起こす重篤な疾患です。主に若い猫や免疫力が低下した猫に発生し、腹水や胸水の蓄積、発熱、食欲不振、体重減少などの症状が現れます。進行すると臓器障害や多臓器不全を引き起こし、治療は難しくほぼ致死的です。早期発見と予防にはワクチン接種や感染猫の隔離が重要です。